
ブリジット・バルドー主演
「何がなんでも首ッたけ」
ブリジット・バルドー主演のラブロマンスコメディ。
やはりブリジット・バルドーはコメディが似合います。
以前にご紹介した「この神聖なお転婆娘」も
コメディで彼女の魅力全開でしたが
こちらの「何がなんでも首ッたけ」は
ラブロマンスも加わり甘い雰囲気が漂っています。
惜しげもなくオールヌードも披露し
けれども健康的なヌードなのでいやらしく感じません。
当作品の監督、そしてブリジット・バルドーの
最初の結婚相手、ロジェ・バディムは
「この神聖なお転婆娘」では脚本を努めており、
その後監督第1作品「素直な悪女」で大センセーショナルを巻き起こします。
その後二人は別れてしまうのだけれども
彼の監督としての力量には信頼をおいていたらしく
当作品は当初、別の監督が担当していたのだけれど、
監督とブリジット・バルドーとの仲がうまくいかず、
彼女がクレームを出し、その監督は降板。
そして彼女が熱烈に指名したのが、ロジェ・バディムだったということ。
その後もロジェ・バディム+ブリジット・バルドー コンビで
幾つも作品が作られていきました。
ちなみにロジェ・バディムは当作品撮影ロケに、
当時の恋人カトリーヌ・ドヌーヴを連れてきていたのだけれど、
マスコミはブリジット・バルドーとの復縁を疑うばかりで、
カトリーヌ・ドヌーヴのことは殆ど話題にならなかったのだそうです。
やはりロジェ・バディム+ブリジット・バルドーは、
いつでも話題の二人だったのでしょうね。
さて、作品としての「何がなんでも首ッたけ」は
ロマンスあり笑いあり、
変なマジシャンも登場したりで楽しく観れます。
ブリジット・バルドーは可愛くお転婆、無邪気でとても魅力的です。
雪景色での彼女の白いフカフカ帽子ファッションもオシャレで
現代でも全く色褪せなく参考になります!
強いて言うなら、モノクロ映画なので、これがカラーだったら、
ファッションもよく分かってもっと嬉しかったかな。
でもそれは、強いて言うなら、であって、特に問題ありません。
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