
ROBERT
「Sine」
ロベールと読みます。
通常ロベールは男性名ですが
この方はれっきとした女性です。
アルバム名は「シィヌ」。
ミレーヌ・ファルメールをご存知の方には
シィヌの音楽はミレーヌ・ファルメールに近い、と言えば
分かりやすいかと思います。
実際「ミレーヌ・ファルメールのファンが絶賛」と
どこかにも書いてありましたから。
ミレーヌ・ファルメールが派手目で攻撃的な姉御なら
ロベールはもうちょっと内向的で
ゴシックの香りがする少女、でしょうか。
今は幾つになられたのか分からないので
少女、という扱いもどうかとは思いますが、
姫カットの黒髪と強い眼差しがこれまた魅力的。
冷たいシンセサイザーの音の上に
吐息まじりの高音ロリータヴォイス。
メロディも内容も
内向的、孤独と空想の世界。
全てが閉ざされた冷たい世界。
夏にクーラーの効いた部屋で
このアルバムを流したなら心は南極へ。
と言うと涼しくなっていいじゃないかと思われるかもしれませんが
くれぐれも、心まで病んでしまわないように…。
そうそう、アルバム4曲目には
クラフトワークの「モデル」のカバーが入っている点にも注目。
↓ロリ声で歌う「モデル」は幻想的でアンニュイでクール!
※ちなみに、Amazonで表示されているジャケットは
当ページのジャケットとは異なりますが
Amazonのは再発盤、当サイトのは旧盤であり、
内容としては同じアルバムです。