アンニュイ女優 エマニュエル・ベアール














映画の紹介ではなく、
フランスを代表する演技派女優の1人
エマニュエル・ベアール(Emmanuelle Béart)について。

とにかく「アンニュイ」という言葉がピッタリ。
目はガラス玉のように美しく
はかなげながら強さを秘め
可愛らしく色っぽい。いや、艶っぽい。

ナチュラルさとケバさ、両極端似合う人なので
役どころとしても、水商売をやっているのに実は純粋とか
清純な妻と悪妻両極端あわせもった役など
作品によって異なるタイプの役というよりは
ひとつの作品の中で両面併せ持つ役が多いですね。

そういえば、ハリウッド映画「ミッション・イン・ポッシブル」でも
そういった二面性を持つ役どころでしたが
まぁ、あれは、、、彼女の魅力を出し切れておらず勿体無かったですね。
勿論彼女のせいではなく、監督のせい、というか
アメリカ映画というものが合わなかったのでしょう。まったく…。
何をやっとるんだアメリカは~!

私の好みを言わせていただくと、
化粧が濃い方が彼女の魅力は引き立ちます!
目の周りをアイラインでグルグル囲み
赤い口紅をつけ、光ものを身に付け
露出の多いドレスを着たら、もう、同じ女であってもウッットリもんです。

ざっと経歴を。
父親は詩人、母親はモデル。1965年生まれ。
イタリア人、エジプト人、レバノン人、ユダヤ人、ギリシャ人の血を引く。
ジャック・リヴェット監督「美しき諍い女」のオールヌードと渾身の演技が
話題となり、一躍、時の人に。
ダニエル・オートゥイユと結婚、離婚。
こう見えて二児の母であります。
(二児のうち1人はダニエル・オートゥイユの子ではない)
ロザンナ・アークエット監督「デブラ・ウィンガーを探して」でも
ベアールが、少しですが出演し、素の母親の顔をみせています。

現在もフランス映画を中心に、ハリウッド映画にも出演するなど
その人気と美しさは衰えていません。

Google:エマニュエル・ベアール画像