映画 輝ける女たち







輝ける女たち [DVD]









【DATA】
監   督: ティエリー・クリファ
脚   本: クリストファー・トンプソン、ティエリー・クリファ
出   演: カトリーヌ・ドヌーブ、エマニュエル・ベアール 他
2006年/フランス映画


【あらすじ】
「青いオウム」というキャバレーのオーナーが
亡くなったところから物語りは始まる。
オーナーの葬儀にはバラバラになっていた彼の家族が嫌々ながらも終結。
問題はキャバレーを誰が引き継ぐのか?
それに加え、各々が抱えていた問題(秘密)が浮上し
悩みながらもそれらが融和されていき、
お互いが少しずつ理解し合いながら再び自分の道を歩き出す。


【コメント】
とにかくまずは
カトリーヌ・ドヌーブ、エマニュエル・ベアールがハマリ役で納得。
キャバレーのステージや衣装は豪華で見ごたえあり。
そして登場人物はそれぞれちょっと変わっています。
まず、しょっぱなから亡くなってしまったオーナーは女装癖ですし
息子は同性愛者だし、でもそれらが何ら普通の日常の様に描かれていて
さらに、話の内容としてはシリアスであるのに
それらが深刻に暗くならず、どこかコミカル。
こういうところが「フランス映画って上手いよなぁ~。」と思うのです。

当ブログのカテゴリ分けとしては
「人生とはなんぞや」と「コミカル」の両方に入れましたが
調度その間というか、両方がい~い具合に混ざり合った
切ない苦味のスパイスが効いた面白い大人の恋愛?人生?映画です。