
ジュ・テーム・モワ・ノン・プリュ [DVD]
フランス好きなら言わずと知れた映画
「Je t'aime moi non plus(ジュ・テーム・モワ・ノン・プリュ)」。
セルジュ・ゲンズブール監督、
当時パートナーであったジェーン・バーキン主演で撮った問題作。
【あらすじ】
ある郊外のカフェ兼バーで働くボーイッシュな女性の前に
ゲイのカップルが訪れます。
女性の後姿だけを見たゲイの一人は、てっきり少年と思い
声をかけますが、振り向いたその顔は女性そのもの。
そして彼らの純愛とも愛憎とも言える
つかの間の三角関係が始まります。
【コメント】
なんやかんやで変態の問題作と言われているようですが
つかの間ではありますが、そこに純愛と刹那を感じ
私は好きな映画のひとつであります。
ただ、幸せなストーリーではないので
精神的にキツイ時は控えた方がよろしいかも。
そんな中で特筆すべきはジェーン・バーキンの美しさと
セルジュによる美しいメロディのメインテーマ曲、
そして後世に残るであろう名ダンスシーン。
個人的に映画の中でのダンスシーンには心惹かれるものがあり
その中でも感動したのは数本のみ(片手で間に合う程度)。
その数本の中に、この「Je t'aime moi non plus」が含まれます。
ラストが「ヒドイんでないの?」と思っても
変態ロードムービーと言われても
このロマンティックなダンスシーンで全て帳消し。
カメラが回転しながら流れるこのシーン、
このドキドキ感がわからない人は恋なんかするな、
とゆーことで、どうぞ名シーンをご覧あれ。
でも、ここに至るまでのストーリーもあるので
できれば映画を通して観てください。
変態セルジュに乾杯☆
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